ナショナルJOBA Ride 照月湖CEI 160kmエンデュランス馬術大会
■トピックス
20141120
エンデュランス・世界選手権チャレンジ カップCEI3*大会2013年11月の報告
2人馬が平均走行時速15.1kmでCoC取得の快挙!!!

Date:2014年11月14日(金)〜16日(日)
Place:静岡県国立公園高室山伊豆ホース・カントリー一帯特設コース(アラビアン・ホース・ランチ)
主催: 伊豆パノラマ・ライド大会実行委員会
報告:蓮見 明美(アラビアン・ホース・ランチ副代表)

▼本文▼
穏やかな小春日和の大会には絶好の天候だ。晴れ、気温摂氏6から15度、湿度40%。
3*160km出場人馬3人馬、2*4人馬、1*3人馬でCEI参加人馬数は11人馬となった。JEF80km5人馬。さらにトレーニングライド60km1人馬、40km1人馬、20km4人馬の参加で、総計22人馬の大会参加数となった。
3*の3人馬は、CoC取得を目指して、交互に先頭を代わり、順調な走行を続けた。第1レグで3人馬平均走行時速16km、第2レグでは3人馬とも15.7km、第3レグでは山崎・花子号が時速15km、佐々木・レッド号と柳・カリーム号は時速14.7kmで走行。ここまでで90kmを走行した。続く第4レグでは総走行距離数120kmになり、その時速は、佐々木・レッド号組は時速15.2km、残る2人馬は14.8kmだ。ここからが3*の壁――40kmの追加距離だ。第5レグの24km走行中のカリーム号に疲労が見られ、ライダーズ・オプションで棄権。第6レグは佐々木・レッド号組時速17.3km、山崎・花子組時速16.8kmの快走、ゴール前鼻差で山崎・花子号組首位。BC賞は佐々木・レッド号組の頭上に。
山崎・花子号組と佐々木・レッド号組の総走行平均時速15.1kmのCoC取得はすばらしい大会成果だ。日本の厳しいコースでCoC取得の最低時速14kmを1km上回った。
2*120kmの4人馬は第1レグでは、揃って時速12kmで走行。優勝は遠藤・ルイサンAHR号組時速11.6km。2位で完走の七野・ケースター号組は時速11.1km。BC賞はルイサンAHR号組。
1*80kmは山田・ファウスト号組と寺町・ムーンライト号組は走行平均時速10.7kmで、4秒差で山田・ファウスト号組が優勝。大東・シスコ号組は平均時速10.4kmで完走。BC賞はムーンライト号。
80kmJEF競技参加の5人馬は、高鳥勉・サツキ号組、高鳥綾子・ユキツバキ号組がともに時速12.2kmの好記録で優勝、2位。サツキ号はBC賞も受賞。3位村井・コリン号組、平川弘美・ムーン号組、平川俊彦・若葉号組の3人馬も完走。80kmJEF参加全人馬完走はすばらしい。トレーニングライドに参加の6人馬はすべて完走。
追記:なお、大会終了後の表彰式で、審判長のルース・カールソンさん、ならびにブライアン・シーハン獣医師団長のお二方から、今回の大会の内容、人馬とクルーのレベル、運営方法について過分なおほめの言葉をいただいたことを報告しておきたい。お二方は、それぞれFEIの前エンデュランス技術部会長、現在の部会長として貢献、活躍されています。


11月大会結果表
CoCを取得した山崎ライダーと花子号 CoCを取得した佐々木ライダーとレッド号 2*120km優勝とBC賞受賞の遠藤ライダー
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海外役員と参加ライダーと大会のお手伝いいただいた方々
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